なたでここ

言いたいだけ

舞台「フレンド-今夜此処での一と殷盛り-」

約一か月前ですか、10/8の夜の部に観劇してまいりました、「フレンド―今夜此処での一と殷盛り―」。NEWS関連の舞台は今年二回目。番協はことごとく外れるので、カウコンも入れなければこれが年内最後の現場となるでしょう。ところで関係ない話をすると最近私の名義が仕事しないんですけどこれは単純に分母が増えて当たりづらくなっただけですか?笑

ごめんなさい、最初に謝っておきます。私、この舞台、あんまり刺さりませんでした。比べるのも間違ってるとは思いますが「中の人」の方がよかったな。何がダメなのかって言われるとうまく言えないのですが。ただ、一つ後悔しているのが、事前に予備知識を頭に入れておくべきだったなあということ。ここをしっかりしておけば、もっと舞台に感情移入できて、きっと感じ方もまた違ったんだろうと思うのです。

開演の数分前からグローブ座全体を包む静寂が、なんだかむず痒いというか、一塊のジャニーズが座長を務める舞台でこんな雰囲気になるのか…!と妙に印象的でした。

ストーリー全体はなんというか、まあ、起伏がないといえばない、と思う。時代背景によって翻弄される主人公たちの成長物語って感じ。ただ、いかんせんセリフ量が多すぎて頭がついていかない。それがシンプルな言葉だけじゃないから余計。このことが私の“あまり刺さらなかった”という感想につながるんだと自己分析しています。もしかしたらもう一度見ればなにか印象が変わったのかもしれない。でも、(物理的にチケットが手に入りにくいということを差し引いても)もう一度見たいとは思わなかった。それが、私にとっての「フレンド」の印象に尽きると思います。やけに熱量のある感想を事前に見てしまったのもいけなかったのかもしれないと反省しています。人間、第一印象ってよっぽどのことがないと覆らない。

あと、スタオベ論争みたいなのがありましたよね、あれもどうかなあ…と思って少し引いてしまった要因の一つかもしれない。スタオベってするもしないも個人の自由で、周りに流されたり強制されたりってものではないと個人的には思います。もちろん、自分がしたいと思ったならすればいいし。

ここまでマイナスなことばかり書いてるので普通にイラッとした方もいるんじゃないですかね、もしこの記事を読んで不快な思いをされたなら申し訳ないです。でも個人的な備忘録的な意味合いが強いので、その辺は見逃していただければと思います。

ただ、出演者の方々の楽しんで演じてる感、とでもいえばいいんですかね?パッションはすごく感じました。私、個人的に佐津川さんが好きで、ドラマ「がんばっていきまっしょい」「ニュース速報は流れた」なんかでも拝見してたのですが、本当にステージ上でも可憐で百合の花のようでした。まっすーが告白するシーンなんかもうにやにやが止まらなくて客席の照明が落ちてて本当に良かったと思ったほどでした。佐津川さんのブログを読んで、自分の感想を覆したくなったくらい。でも私も“身を削った”からこそ、この結論に至ったんだろうなとポジティブにとらえることにします。