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言いたいだけ

ジャニヲタがフラれた話

今回の更新は山もなければオチもない至極個人的なメモ書きです。でも書かないと終わらないので書かせてほしい。

 

一昨日、東京に雪が降りしきる中、好きな人にフラれた。その後次々にありえない事実が明らかになり、本当に彼の人間性を疑い始めるところまで来ている。なんであんな男好きだったんだろう、百年の恋も冷めるわ!と言えたらよかったのだけど、私は彼に対して怒りや苛立ちこそ感じるが、残念ながら嫌いなんて到底言えやしないし、きっと声をかけられたらホイホイ会うんだと思う。アホかよ。でも本当に幕引きのクズっぷりがすごかったので、一切引きずってはいないのが幸いかなぁという感じ。

 

敬虔なジャニヲタとして約15/25年生きてきて、その生涯の趣味である「ジャニーズ」との向き合い方を一考する必要があるな、と思い至ったのは社会人になってからだった。学生身分では、他にやることがあってもジャニヲタとしてのルーティンを欠かしたことは数える程しかなかったのに、社会人になってからはぐんと増えた。録画を忘れる。雑誌を買い忘れる。シングルの予約を忘れる。大学に通って、帰りにバイトをして、いつも終電で帰っていたあの頃よりも、圧倒的に時間や睡眠は確保されているし、酒を飲む量や回数も減った。それなのに。ジャニヲタとしての矜持はどうした、と思ったこともあったけれど、とりあえずジャニヲタを頑張らないことにした。

 

そうしたら久しぶりに好きな人ができた。それが冒頭でフラれた人なんですけど。初めて会った時から勝手に運命めいたものを感じていたところはあった。外見はタイプじゃなかったけれど世間的に見たら(たぶん)かっこいい部類に入るし、何より性格がどストライクで、スペックも完璧だった。出会ってすぐに彼には彼女がいると知って、他人のものを盗る趣味はなかったので気持ちにフタをして2年が経っていた。その頃、不意に彼女と上手くいってない、と言われてグラグラして、彼らが破局するかしないか、という曖昧な段階から(その後2ヶ月としないうちに別れた)付かず離れずの関係を続けたまま1年とちょっとが過ぎて、一昨日、とうとうフラれた。

 

この1年ちょっと、今までにも増してジャニヲタ業務は滞った。というか、私は現実で好きな人ができると疑似恋愛(=ジャニーズ)の方には力を注げないタイプだったんだと思う。今まではそんな風になったことはなかったから、きっと今回は本気だったんだろうな、なんて柄にもないことを考えたりする。

 

この年齢になると、正直"付き合っている"という状態がよく分からない。明確な言葉があるかないかなんて判定基準にならないし、いわゆるAとかBとかCとかで関係性を定義付けるのも時代遅れな感じがする。じゃあ私と彼は何だったのか、と問われると、返答に困る。でも間違いなく付き合ってはいなかったし、きっとこのままズルズルするだけで一生付き合うことは無かったんだろうと思う。

 

私には彼を縛る権利なんてなかったはずなのに、"私という存在がいながらなぜ他に彼女を作ったのか?"という疑問が今でもずっと頭をぐるぐるしている。彼の中で私はそこまでの存在じゃなかったんだろう、それは別に最初から分かっていたことなのでどうでもいいのだが、じゃあなぜ謝るのかが私にはよく分からない。悪いと思ってるなら、謝る心当たりがあるなら、他に新しい彼女なんて作らずに私とずっと一緒にいてくれればいいのに。今更だけど、私はずっとずっとあなたの彼女になる準備は出来ていたし、多分これからもずっと準備万端で待ってるんだと思う。私がこんな気持ちでいることなんか知る必要は無いし知らないでいてほしいけど、こうやって彼の預かり知らぬところで文章にしないとやりきれないのでここにしたためている。恋愛をすると人間は皆ポエマーになると思うので、その辺にはどうか目をつぶってほしい。

 

私をフッてからの彼はすごく幸せそうだ。私がここ最近ずっと悩んでいたのと同じように、彼も一昨日まで悩んでいたのかもしれない。実は私も憑き物が取れたようでスッキリとした気持ちである。ただ、"フラレた"とは言っても、彼から具体的な言葉が引き出されることはついぞなかったのが至極残念でならない。結局は言葉すら満足に与えられないほどの存在だったのかもしれないな、なんて自虐に走っている。

 

ジャニヲタとして生きてきたせいで恋愛に対して不器用すぎる、と感じたことはこれまでの人生で一度や二度ではなかった。彼のことはなんだって知りたいし、向ける好意にレスポンスが返ってくるのも慣れない。自分がお金を払って現場に行くもの、という価値観が通用しないのもしっくりこない。そういうわけで、私はさぞ面倒な女だろうと自己分析している。自分の恋愛下手をジャニーズのせいにしているような気もするが、今はそうやって何かに責任転嫁しないとやってられないので見逃してほしい。

 

いい機会なので、この失恋に乗じてダイエットを成功させてやろうと目論んでいる。来週は美容院に行く予定だ。失恋のテンプレートをなぞっているようでお恥ずかしい限りだが、たぶんフラレた女は8割型この思考回路に落ち着くんだろう。少しでも綺麗になって彼を見返したいし、来たるNEWSのライブツアーの初日を迎えたい。

 

山もなければオチもない話をつらつらと失礼致しました。今日はHYのNAOとか、ドリカムのもしも雪ならなんかを聴いてとことん惨めな気分を盛り上げ(盛り下げ?)てますが、こう見えてわりと元気なので明日からまた強く生きていきます。頑張ります。

【ネタバレ有】NEWS LIVE TOUR 2017 NEVERLAND 初見感想

ブログ書くの一年ぶりだって奥さん。今年もツアー初見備忘録書かせて下さい〜〜!初日と2日目の1部参戦で、席はアリーナD3ブロ→C2ブロでした。Twitterでは書かないように気をつけてますが、この記事内ではセトリ・演出などなど思いっきりネタバレしてますのでネタバレNGな方は絶対に以降を読まないようにしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セトリ順に印象深かった曲を適当にピックアップして書いていきます〜。飛ばしてる曲は単に記憶を喪失してるだけなので特に意味はありません。ちなみにてごちゃんの話に加えてやたらとシゲちゃんの話をするのは、初日にシゲちゃんが近くに来る回数が多かったからです!

 

【オープニング】
例の鍵工場の映像。その後にゼンマイ仕掛け?のSLみたいな汽車が登場。9と4/3番線じゃないけど、私たちをNEVERLANDの世界に連れていってくれる乗り物なのかなーと思った。センステ周りをぐるっと一周するように囲って、その中心にNEWSが登場。

 

【NEVERLAND】
衣装がめっっっっっっっちゃ好みだった。ナポレオンジャケットの裾をフレアにして、マントみたいに羽織ってる感じ。全体的にかっちりしてる。てごちゃんがトーチ?を背負ってるのがマジで強そう(語彙)。トーチの横のレバーみたいなのスライドさせると火が収納できるようになっててハイテクさに驚いた。“SOUND with the LOVE〜”のところ、両手をおへその当たりからビロビロさせながら広げるようなダンス(語彙)なんだけど、それが森羅万象全てを統べるヒエラルキーの頂点に君臨する神々が、何もかもを掌握するみたいで超絶かっこよかった!シゲアキ様にひれ伏したいしなんなら私を生贄として捧げてもいい。というか捧げさせてほしい。私の語彙力がないせいでこの素晴らしさが多分1ミリも伝わっていないであろうことが悲しい…

 

【EMMA】
ここでPVの衣装にチェンジ。目を皿にして見届けた。シゲちゃんが今流行りのサッシュベルトみたいなのを腰に巻いてたんだけど、それがめっちゃ似合うんですよ…見惚れた…

 

D.T.F】
少プレ番協の時にチラッと次のライブで入れるのもいいかもね〜なんて彼ら言ってたんだけど、まさか入るとは。フリはその番協と同じだったかな。わちゃわちゃしててかわいい。“Hey!ちょっと〜”でテゴシゲ、コヤマスで顔近づけるところ、テゴシゲをガン見できるポジだったんだけど、てごちゃんが女の子みたいな顔してて可愛かった…

 

【あやめ】
今年もシゲアキ先生の作り込まれた世界観が凄いです。衣装は白地に青っぽい花柄(あやめの花なのかな?)に、こちらも白地の麻っぽいワイドパンツ。ユニセックスでクリーンな印象。やはりこの曲にLGBTの方々を取材した時の想いは少なからず篭っているのだと思う。『人間』をテーマにしているのかなぁと。ソロはシゲちゃんが横になって足を抱えて丸まってるところから始まるんですけど、その後のダンスがまるで胎内で眠る子供が出生して、伸びたり寝返りを打ったりと少しずつ成長していく様を描いているように私にはみえた。そして最後にはステージセットのクレーンを一気に駆け上がって虹色の旗を背負う。その時のあえてトーンを外した迫真の歌唱、かなり凄まじいです。コンテンポラリーダンス調の振付も相まって、全体的にアイドルのコンサートで見る景色じゃない。最後は旗をばさっと翻して、それと同時に照明が落ちる。月並みな感想だけど、深いなぁ…としみじみ思いました。

 

【FOREVER MINE】
原曲を存じ上げなかったんですが、この曲は会場で聴いてすっごく好きになりました。これくらいのテンポで、真摯にしっとりと愛を歌ってくれる曲ってNEWSにあんまり無かったと思うんですよね。あとこうやって、自分が大好きで普段聴いてる曲を歌ってくれるっていうのがまたプレシャス。さすが増田プロ。

 

【Silent Love】
会場で聴いて一番化けたのはこの曲。音源で聴くよりずっとおしゃれだった。サビのダンスがすごいしなやか。てごちゃん、こんなに指先まで感情を灯したような踊り方する人だっけ?って思ってすごい見惚れてしまった曲。本当になんかたおやかで優美でエレガントなダンスなの。好き。

 

【I'm coming】
うちのセックスシンボル、やってくれました。会場にいた一万人強の女子を全員孕ませてやろう、ぐらいの気概を感じた。初日終わってから飲んでる時、私「やばい、(てごちゃんの子)妊娠したのにお酒飲んじゃった」とか言ってたから。2日目、ありがたい事に最前列で拝見したんですけど、いやーマジで妊娠したな?と思って。まあ簡単に言うと致してるんですよね。赤い布を抱き散らかしてる。だってまずベッドに仰向けで寝転んだ状態で出てくるソロなんてある?もうその後は女性のボディラインをなぞったり後から前からやりたい放題ですよ。R指定しなくて大丈夫かな?って。
衣装もいい。ダメージ入りのちょっとオーバーサイズの白Tシャツにタイトなパンツ。あのね、本当にかつてのhydeが着てそうな服なんですよ…
今回の演出に文句なんてないし120点満点だけど、個人的に、なうぇすとでマネキンを彼女に見立てた演出がめちゃくちゃ好きだったからそんな感じで歌ってみてほしいなぁとチラッと思いました。隣の芝生は青い。

 

【BLACK FIRE】
歌い出しはソロの流れでベッドに寝転んだままのてごちゃんから始まる。そこからおもむろに起き上がって、メンステまで歩きながらゆっくりTシャツを脱いでタンクトップになって、ステージ上のスタンドマイクにセットしてあるスタッズゴテゴテの袖なしジャケットを羽織る。そしてそこにスタンバイしてたゴテゴテのブレスをそこで装着してロッカースイッチをフルスロットルに入れる。てごちゃん一連のサービスタイムありがとうございます……脱いだTシャツをスタッフに渡すときの雑な感じ大好きです!!!!!あとてごちゃんがすごい流暢にバンギャみたいにヘドバンしてるのくそ萌える。大サビ前の間奏で「ヴォイ!ヴォイ!」って煽るんだけど、まじそれてごちゃんが仲良くしてる諸先輩方の煽り方と一緒…興奮した…

 

ポコポンペコーリャ
途中で客席参加型のイベントみたいなのが入る。具体的には"ねむたいよ"の歌詞のところでNEWSが寝ちゃって、目を覚ますためには我々が踊らないといけないというやつwNEWSちゃんたちは王子様のキスで目覚めるプリンセスなのかな??初日、てごちゃんの寝顔をひたすら眺められるポジだったんだけど、この世でこれより可愛いものある!?!?!?!?!?って0.000001秒に1回思うほどには可愛かった。とりあえず手付金として7500万くらい払いたい(何の)

 

【U R not alone】
サビは客席合唱が入ります。私本当はこういう客席参加型の曲があんまり好きじゃないんだけど、なんか今回はすごく胸が熱くなった。Twitterにも書いたけど、NEWSと我々ファンの関係って共依存なんだよなぁ、と。多分言葉にできないくらい深い何かで繋がって本当にお互いがいないと存在しあえないくらい強く強く結びついてる。てごちゃんが、まるで魂の震えを、心の叫びを届けようとせんばかりに顔を歪ませて歌うのがもうしんどくて。アイドルなのにそんな顔して歌う…?と思ったら自然とうるうるしてきちゃって、どうしようもない感情に沈んだ曲でした。「みんなは俺たち(NEWS)の『命』です」とまで言い切られちゃったら、もうなんか立つ瀬ないし引き返せない。NEWSと駆け落ちしてる気分になった。

 


ここからは全体の総括的な感想ですが。私は手放しに賞賛できるほど自分の中で消化出来てないので、以下あんまりポジティブなことを書けないと思います。

全体的にコンセプチュアルな分、かなり構成に悩んだんじゃないかな〜と観てて感じるようなコンサートでした。ここまでガチガチにコンセプトで固めたのは、今までのNEWSからの脱却の布石を作る目的もあったんじゃないかなと思う。定番曲が軒並みセトリ落ちしてることを考えると、NEWSは今次のステージへと向かう過渡期にあるのかもしれないな、と。
ただセトリや演出についてはちょっと物申したいところもあって、例えばファン参加型の曲を増やすならC&Rにした方が盛り上がると思うし、まだ日の目を見てない曲を切望してる人もいる。その辺りのマーケティングはもうちょっとしてくれてもいいのかなぁと感じました。
今回終演後に残ったのは、ライブに行った後のあの充足感や高揚感とはちょっと違ってて、なんか夢をみたみたいな、ふわっとした気持ちだったのもちょっと戸惑ったところだったのかもしれない。とはいえ、初日より2日目の方が断然楽しかったので、これから客席も演者も回数を重ねてこなれていくとまた違った感情が生まれるのかもしれないな、と思っています!


長文乱文失礼しました〜〜。

「ロメオ2015」をヴィクトリア朝英文学っぽく解釈した

 2016年4月20日、NEWS LIVE TOUR 2015 WhiteのDVD/Blu-rayが発売された。初回・通常版には共通のSpecial Reelとして、NEWSメンバー個々のソロ曲のMusic Videoが収録されている。今回は、その中でも「ロメオ2015」のMVがあまりにも英文学科卒*1の私の心に刺さったので、久々にレポート擬きを書きたくなって勢いで書いています。あんまり裏付けとってなくて記憶をひっくり返してますので間違いがあっても多めに見てやってください。※ちなみに追記からは完全に個人的趣味で小山くんが中世イギリスの良家の生まれだったら…?という話をします

 
 「ロメオ2015」は、そのタイトルと歌詞に出てくる「ジュリエット」から、かのシェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』がモチーフとなっているのは自明のことと思う。まずはフラゲ日に帰宅してさっそくMVを見始めた私の興奮を表したツイートを引用させていただきたい。
 

 
 そもそもみなさんは、ゴシック小説なるものをご存知だろうか。以下Wikipediaより引用する。
 
ゴシック小説(ゴシックしょうせつ)とは18世紀末から19世紀初頭にかけて流行した神秘的、幻想的な小説。ゴシック・ロマンスGothic Romance)とも呼ばれ、その後ゴシック・ホラーなどのジャンルも含むことがあり、今日のSF小説ホラー小説の源流とも言われる。*2
 
詳細については脚注のリンクから参照していただくとして、ゴシック小説には幾つか特筆すべき定型的な特徴がある。
  • 古城・お屋敷が舞台
  • 当時の封建制度に囚われる女性の登場
  • 超自然現象の発生
私が専攻していたブロンテ姉妹は、こういったゴシックの影響を強く受けてかの有名な『ジェイン・エア』そして『嵐が丘』を書き上げたわけです。で、「ロメオ2015」のMVにはこれらの定型要素が大よそ含まれているように私には感じられた。ということで、これらについてMVの時系列に沿って述べていきたいと思う。
 
  • 古城
 ロメオのMVのロケーションが行われたのは、群馬県にあるロックハート城である。この城は実際にイギリス・エディンバラ近郊に存在した古城を日本へ移築したものであるそうだ。*3城の周囲には鬱蒼と木々が生い茂る。人里離れた古城という点でゴシック小説の構成要素としては申し分ないロケーションだ。小山くんもといロミオ一郎は、ジュリエットを探して駆け回る。
 
  • 封建制度に囚われた女性

 ロミオ一郎が血眼になって探すジュリエットと思しき女性が登場する。彼女はカーテン越しに外を観ている。彼女がいる部屋は恐らく2階以上に位置しているはずだ。探し回るロミオ一郎を上から撮影したアングルが多いのはそのせいだろう。あちこちを駆けずり回っていたロミオ一郎は、一か所だけ鍵がかかっていない扉を発見したのか、勢いよく建物の中へ飛び込んでいく。その少し前に塔が映り込むショットが挟み込まれているが、あれはジュリエットが塔に幽閉されていることを我々に暗示させるものである。

 ただ上の階の部屋にいるだけじゃないの?と思う方もいらっしゃると思うので少々補足をする。なぜ私がここで女性が「幽閉」されていると半ば断定しているかというと、この「幽閉」もまたゴシック小説(というよりは当時の抑圧された女性像)に欠かせない要素の一つであるからだ。

 ヴィクトリア朝当時の社会背景的には、女性は自らお金を稼ぐことはほぼなく、結婚して家庭に入る=家庭の天使となることが美徳とされていた。キリスト教の「女性は男性の肋骨から作られた」という思想に起因する、いわゆる男尊女卑的考え方がまかり通っていた時代。更にいえば、女性にはまともな勤め口さえなく、中産階級の女性が自活していくには、ある程度の学問を修めて、家庭教師(Governess)として新聞等に求人を出し、雇われた屋敷で家政婦同然に奉公をせざるを得なかった時代である。つまり当時の女性は、幼いころは父親の庇護の下で育ち、大人になってからは夫に従うといったように、その生涯に渡り経済的に男性に頼らざるを得ず、常に抑圧され続けていた。こういった封建制度に囚われた女性像は、しばしば物理的に建物に閉じ込められるという形で描かれてきたわけです。

 もうこの際本家ロミジュリは一切考えずに話を進めますが、私がこの場面から想像するロミオ一郎くんとジュリエットの関係性は次の3つ。

  1. 良家の令嬢ジュリエットとミドルクラスロミオ一郎の身分の違いの恋―タイタニック風味
  2. 逆にロミオ一郎の家柄の方が上―韓国ドラマでよくあるパターン
  3. 親が決めた相手と意思の伴わない結婚をしたジュリエットを真摯に思い続けるロミオ一郎が、彼女が住む家に乗り込んできた―ちょっと嵐が丘風味

 個人的には1+3を推したい。

 

  • 超自然現象の発生

  MV中に超常現象なんてなかったじゃん!?と思われる方が多いと思いますが、終盤ロミオ一郎が階段を駆け上がるシーンで、何かにハッとして足を止める。その後思わせぶりにジュリエットが腕をだらりとさせてソファーに横たわる画面が挟み込まれ、何かを悟ったロミオ一郎は床に崩れ落ち、頭を抱える。これこそが正に超常現象です。だってロミオ一郎はジュリエットをその目に見ていないのにもかかわらず、彼女に何かが起こったことを察知しているわけですから。*4きっと本家でいうところの仮死状態になる毒を飲んだっていうことでいいんでしょうね。そしてロミオは彼女が死んだと思い後を追って自害する、ここからは各々で想像しなさいよ、という余韻を残してMVは終わっているんでしょう。

 でもなんでロミオは彼女に何かが起こったことを察知できたのか?彼に何かを知らせることが出来る人物は一切登場しないし、彼女が服毒したことで何らかの異音がし、それがロミオに届いた、とも考えにくい。だからこれはテレパシーだと私は結論付けたい。

 テレパシーと言えば、『ジェイン・エア』の終盤を思いうかべる。主人公のジェーンは、ロチェスター*5との結婚式の最中に、彼が重婚していたことを知り、失意のまま屋敷を出て放浪、出会った宣教師の家にしばらく身を寄せる。しかしある日、ロチェスターが自身を呼ぶ声を聴き屋敷へ戻ると、そこには火事に遭い盲目になった彼がいて、二人は再会を喜び、これからの人生を共に歩む決意をする。という場面だ。ジェーンは屋敷に戻るのに馬車に数時間揺られることになるので、物理的に考えてロチェスターの声が彼女に届くのはあり得ない。でもそんなあり得ないことが描き込まれるのもまた、ゴシック小説の特徴なのである。

 

 「罪と罰の狭間で」する恋愛とはなんぞや、とずっと考えていたのですが、当時でいう「罪」っていうと女性はご法度とされていた婚前交渉か不倫かな…「絡めた指先にいつも感じていたためらい」「会えない夜に狂おしいほど」っていう歌詞からして関係を持ってるのは間違いなさそうなんだけど。「誰にも気づかれないように囁いた愛の言葉」「近くにいるのに埋まらない気持ち」というのは、距離感の近さを連想させる。そう考えると、この曲はずばり、「望まない結婚をしたジュリエットと、かつて彼女に仕えていた使用人ロミオ一郎の身分を越えた禁断の恋の物語」*6なのではないだろうか。

  全く文章がまとまらなかったけどもう無理やり〆る。つまるところ報われない小山くんが不憫かわいくてかっこよくて最高なMVでした!!!

 

*1:ヴィクトリア朝イギリス文学(というかブロンテ)専攻。シェイクスピアは専門ではありませんのでご容赦ください

*2:ゴシック小説 - Wikipedia

*3:http://www.jrs-w.com/lock-heart/castle.html

*4:もしかしたらこの崩れ落ちるシーンの前に彼女の「死」を目の当たりにしたのかもしれないけれど

*5:ジェーンが雇われていた屋敷の主

*6:チャタレイ夫人の恋人

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#ジャニヲタ節約術 を知りたくて

 突然だが、昨日、財布を開いて愕然とした。現金が2000円しか入っていなかったからだ。そのあとすぐに、そういえば新入社員歓迎会で20000円強を現金で立て替えていたことを思い出したが、それにしても最近は出費が多い。どうしてだろう、と一巡して、そうか、今はツアー中だ、と思い至った。*1

hatenanews.com

 

 少し前になるが、上記の記事を拝読した。私に限らず、ジャニヲタのみなさまはありとあらゆる面で彼らに関するコンテンツにそれはそれは惜しみなく、湯水のようにお金を使っていらっしゃることと思う。この記事に照らせば、私の年収はボリューム層に属しているし、一年間の公演数も(変動はあるが)0~20公演ほどなので、私はジャニヲタとしてはごくごく一般的な部類になるのだろう。しかし非ヲタの友人からは「よくそんなに(金銭的に)余裕があるね」と言われるし、理解のあるはずの親でさえ「もっと自分のために使ったら?」と半ば呆れている。自分でも、一応月々いくら貯金しよう、と思ってはいるのに、予想外の出費*2が重なったりして収支がマイナスになる月の方が多い。

 今の私はジャニーズにより精神の安定を得ているところがあり、ジャニーズ摂取量を控えることは無理に等しい。つまり、ジャニーズに対しての出費を抑えることは出来ない*3。加えて、私は物欲を抑えることが出来ないタイプだ。これは大学時代、家賃や生活費は全て親の脛をかじっていたため、人より若干多かったアルバイト代を全て自分の自由に使えていたことによるものだ。その時の金銭感覚のズレが未だ矯正されていない自覚がある。だからと言って経済水準はすぐに変えられるものではないし、せめて収支をマイナスにならないようにしたい。

 そんなわけで、私がこの記事を書く理由は2つある。1つは、現在の自分のお金の使い方を可視化して、見直すことだ。更にいえば、このように不特定多数の方が閲覧できる形で公開することで、何かしら自分にとっての発奮材料になるのではないかと考えている。お金の使い方と言っても、例えば食費がいくらで被服代がいくらで、などと列記するつもりはないし、食費がかかりすぎているからエンゲル係数を下げるために自炊を頑張ろう、などとありがちな目標をたてたいわけでもない。あくまでも私は、いかに今の生活水準を保ったまま、赤字を出さずにジャニヲタを続けていくかというところに重点を置きたいと思っている。

 そしてそのことがもう1つのこの記事を書く理由に繋がっている。あわよくばどなたかが参考になるメソッドを教えてくださらないだろうか、という期待である。ということで、かつて流行したハッシュタグにあやかって、私の #ジャニヲタ節約術、書いていきたいと思います。

 

  • マネーフォワード

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 一時期すごいCM打ってたので使ってる方も多いと思う。所謂出納帳ですね。私がマネーフォワードユーザーである理由は、ずばりクレジットカード決済の比率が現金決済より多いから。マネーフォワードにクレカを登録すると、決済日の翌日にはいくら使ったかが反映されます。現金支出は手入力するか、レシートを写真にとって登録すればOK。給与等の入金額に対する出費をグラフで示してくれるのでかなり便利です。さらに言えば、マイルなどの各種ポイントを仮想資産として示してくれます。一気にあらゆるポイント残高を確認できるのもめちゃめちゃ便利。とりあえず、現場のあった去年9月のグラフのせてみました。凡例も何もないのでなんのこっちゃですみません。この月は舞台(×4回)があったので貯金は0円、収支は△35,000円程度でした。ツアーに比べると旅費が掛からない分、単純にチケット分が赤字になっている感じ。現場は必要経費だから仕方がないとして、私の家賃はだいたいお給料の1/3。これってちょっと高すぎるのかもしれない…

 

 飛行機大好きなので、マイルを貯めることが生きがいです。根っからのANA大好きマンなので、メインカード&ICカードオートチャージ用で2枚ANA系のクレカを所有している。毎年継続するだけで1000マイル×2貰えるのは結構大きい。あとクレカのポイントはだいたい1ポイントあたり3〜5マイルのレートでマイレージに交換できる。先日の札幌遠征はマイル特典航空券で賄いました。後は後述するポイントサイトを使って、ためたポイントをマイルに交換してる。そこまでガッツリやってるわけではないんだけど、大体年間国内2往復くらいは貯まります。結構お得。

 

  • クレジットカード

 先述した航空系カード×2、百貨店系カード×3を所持。百貨店系カードは、年間数回10%オフセールをやってるルミネとか。エポスカードはほぼ決済には使ってなくて、提示するだけで受けられるサービスや割引が多いので持ってる。基本的にスーパー等の日用品の買い物をはじめ、光熱費や受信料、携帯料金も全部クレジット決済にしてる。いろんな手間も省けるし、現金払いだとポイントは貰えないので。同じ金額を支払うなら、ポイントを貰う方が賢いしお得だと思いません?クレカのポイントはなかなかバカにできないところがあって、先述の通り半年くらい貯めとくと結構なマイル数と交換できる。

 

  • 各種ポイント

 ①ICカード

 首都圏在住なのでエリアが限られる話で恐縮ですが、私はPASMOユーザーなので、メトロポイントとTOKOPOポイントを貯めています。ただ東京メトロと都営交通に乗るだけでポイントが貯まって、しかもそのポイントはPASMOにチャージすることができる*4。定期圏内だとポイントは付かないんだけど、都内近郊在住の方ならメトロ or 都営線に乗る機会は少なくないと思うんですよね、これをドブに捨てるのって結構損!!!!!私も最初そんな貯まる?と疑問だったんだけど、TOKOPOポイントは始めて3ヶ月で500ポイントくらい貯まってた。1ポイント=1円なので、チャージしたら500円分として使えるんですよこれ。お得。

 

②共通ポイント

 TポイントとPontaを貯めてる。特にうちの近くのスーパーのポイントカードがTポイントなので勝手に貯まる。つ◯やを月に複数回利用すると会員ランクが上がって、ポイントが2倍、3倍になったりするので、雑誌を買うときなんかになるべくつ◯やに行って買うようにしたり。あとスーパーでは商品によって+10ポイントとか書いてるものがあるので、ちょっと意識して買う。スーパーのアプリをダウンロードして、指定された商品のクーポンを選んでおけば、その商品を買ったときにもボーナスポイントが貯まったりする。結構貯めやすいポイントだと思う。

 Pontaはローソンとかピザ取った時くらいしか貯めないのであんまり増減はない。でもホットペッパーで使える(し、JALマイルになる)ので、美容院行くときに使うべく地道に貯めてる。

 

  • ポイントサイト

 私は某ポイントの街だけやってます。経営母体が大手だから安心だし、アプリがあったり、Chromeのアドインがあったりしてずぼらな私でも取り組みやすいから。無料で化粧品のサンプル+ポイントももらえたり、普通に楽天とかで買い物したり、ゲームをするだけでもポイントがもらえる。その辺は詳しく書いてるサイトはたくさんあるのでそっちを参考にしていただければ。このポイントも私はほぼマイレージに交換してますが、他にも某銀行に入れたりして現金化することもできたりする。

 

 とまあ思いつくままにダラダラ書いてきましたけど、私がやってるのは節約でもなんでもない気がしてきた…要は私流の節約術は、普通に買い物をするだけじゃなく、ポイントを賢く貯めること!と言いたかったのです。季節は春、現場もハイシーズンで、私が津々浦々移動してるのはもちろんなんですが、他Gのツアーバッグを持ってる方とすれ違ったりすることも増えてきたような気がする。経済を動かしてるとまで言われるジャニヲタのみなさん、ぜひそのご自身の節約術もとい、ジャニヲタライフハックを私にご教示ください…!

 

 

*1:それにしてもツアー中、計上していたよりもはるかに多い出費に見舞われるあの現象はなんなんでしょうね?1日あたり食費等込みで+1万円で予算を組んでもいつも計算が合わない

*2:今年は私のNEWSファン12年の歴史の中でも例をみないほど出費が激しい

*3:病院に行くようなもので、必要経費だと思ってすらいる

*4:メトロポイントはその他にもいろんなポイントに変換できて、マイルへの変換レートも悪くないので、私はメトロポイントの方はANAマイルに交換している

【ネタバレあり】NEWS LIVE TOUR 2016 QUARTETTO 初見感想

今年も最高にハッピーなツアーの季節がやってきました〜!パチパチ〜〜!ということで、スタートの地である札幌公演の感想をしたためたいと思います。ちなみに席は初日:北スタンド32ブロ中段→2日目:アリC2ブロ(埋もれ)でした。NEWSちゃんたちは「「「「セトリはネタバレしないで(>_<)」」」」と言っておりましたが、でも私は自分の初見の感想を大事にしたいので、演出や衣装の初見備忘録として、印象に残った曲をセトリ順にかいつまみながらつらつら書いていきます。NEWSちゃんたちの言いなりになんてならない!!!ネタバレ不可の方は絶対にこの先を読まないように!!!それでは追記から。

 
 
 

映画「ピンクとグレー」を観ました(ネタバレあり)

 1月30日、漸く「ピンクとグレー」を観た。ネタバレ大好きで映画館に行く前には必ずレビューを覗く私が、今回、いろんな情報を自分からシャットアウトしていた。理由は二つあって、一つは、あれだけ宣伝されていた「#62分後ヤバい」を新鮮な気持ちで楽しんでみたかったということ。もう一つは、誰かのフィルターを通されて、誰かの解釈が自分の中に入る前にこの物語を楽しんでみたかったからだ。単に物語の展開だけつらつらと述べた文章があったら私は間違いなく読んだだろうけれど、ブログ等にしたためられるものは絶対にある程度の熱量を持っているはずなので、自分から見ないようにしていたというわけだ。これは舞台「フレンド」を観劇したときに体験したことだが、自分で観る前にものすごい熱量のある感想を目にしてしまったために、実際に観劇する段になって、全てがなんとなく白けて感じられた。個々がどんな感想を持とうと自由なはずなのだが、その時は原因の予想がついていた以上、演者の皆さんをはじめ関係各所に失礼な態度だったのではないかと後々思えた。今回の映画はそうはしたくなかったので、ネタバレを避けるという人生で初めての行動に出た。

 

 さて、感想(考察ではないですよ)を書いていきたいのだが、今回は一切他の文献等を引用せず、ただ映画を見て私が感じたことだけ述べようと思う。先に言っておきますが、私は映画公開前に2度小説を読んだだけで、パンフレットもろくに読まず、プロモーションで出演した雑誌のインタビュー記事等も立ち読み程度にしか把握しておりません。よって、何か齟齬が発生する可能性は十分にあります。その辺りは一個人の感想として流していただければと思います。それでは追記から。書き終えて思ったんだけど、ただ自分の記憶を引き出してメモしただけの記事になってしまった…

 

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「ジャニーズ楽曲大賞2015」に投票しました

以下ただの記録というかメモ書きです。


楽曲部門1位 「愛言葉」 NEWS
 NEWSが我々ファンに向けたド直球なラブソング。個人的には正直音源化はせず、ライブでのみ披露する形をとってもよかったんじゃないかと思っているが、彼らがこの曲を大切にしてくれているのがひしひし伝わってくるので結果オーライ。


楽曲部門2位 「チュムチュム」 NEWS
 舞台をインドに設定したNEWSらしいトンチキ曲。現地の言語よろしく歌詞が右→左読みになっているなど意表をつかれた。コヤシゲをセンターに配置するなど、NEWSの新たな局面を感じた大切な曲。


楽曲部門3位 「Sweet Martini」 NEWS
 Jazzyでおしゃれな曲。さっきまでインドでチューしたい!って歌ってたかと思えば同じ円盤内でここまで正反対のオトナでムーディな曲を歌う彼らの振り幅には脱帽。


楽曲部門4位 「KISS KISS KISS」 KAT-TUN
  皮肉なもので、田口くんの脱退報告を期に耳から離れなくなり、2015年12月に一番聴いていた曲だった。アダルティーな雰囲気むんむんの洒落た曲といった印象。ホーンがキレッキレで雰囲気抜群。好き。


楽曲部門5位 「Moonlight walker」 A.B.C-Z
  全ジャニヲタが好きな感じの曲だと思う。ハットにステッキで踊ってほしい。耳から離れなくなって気づくと口ずさんでしまう。カウコンで聴けて嬉しかった。


MV部門 「KAGUYA」 NEWS
 「美の暴力」ともいうべきMV。妖艶で色気たっぷり、男版遊郭とでも言いたくなる。色遣いの巧みさは本当に蜷川さんといった感じだった。


未音源化部門シリウス」 NEWS
  毎年恒例ブラの曲。ブラの曲はシングル化されない法則。まだフルコーラスは完成していない(1番サビのみ?)とラジオで言及があったが、爽やかでNEWSらしい曲なのでいつか披露されることを期待したい。


現場部門 NEWS LIVE TOUR 2015 White
  “コンサートってこんなに幸せな空間だった”と再認識させてくれたツアー。一瞬一瞬が楽しくて、彼らからの愛を感じて、本当に幸せで毎回泣いていた。映像化を心から期待しています。


コンビ部門 小山慶一郎手越祐也
 こやてごの急接近が目立った年だった。月に何度もプライベートで飲みに行き、酔った小山が手越の唇にキスをするなど、萌えの提供に余念がない。手越の小山へのいたずらもどんどんエスカレートしているが、なんかもう楽しそうだからいいか、と周りが流され始めている。「ラブラブ」という言葉を送りたい、そんなコンビである。